増田乃美さんのストーリー
コーチングとの出会いは、東海地区の大手予備校で塾の教師となって10年目のときでした。学び始めた当初は、コミュニケーションスキルとしか思っていませんでした。ところが、「させようとしたらさせられる人が育つだけ」という言葉に衝撃が走ったのです。なぜなら、私がやってきたことは子どもたちをやる気に「させる」こと。願っていたのは子どもが自ら考えて動くことだったのに…。さらには、そんな自分自身も「させられる」仕事をしてきたことに気づいたのです。学ぶほどに、コーチングは操縦術のようなスキルではないことを実感。囚われから解放されて目をキラキラ輝かせる人を目の当たりにし、人間の中に眠っていた可能性を引き出すそのパワーに心が躍ったことを覚えています。そこから人間というものへの興味が増し、私もこんなダイナミックな支援をしたいと思うようになりました。そして、自分の人生をリセットするために転職、今があります。振り返ってみれば、「させられる」ことへの抵抗が一番あったのは自分自身。にもかかわらず、「こうするしかないよね」「仕方がないよね」と他責したり正当化したりすることが染みついて、自分の人生を半ば諦めていたのです。コーチングはそんな自分に気づかせてくれ、あるがままの自分を認め、許すことを教えてくれました。何かを付け足すのではなく染みついたものを磨き落とせばよいことも。そこから、「こうありたい」自分を大切にできるようになっていきました。人間は自分のことをちゃんと観る、すなわち省察してそれを言語化し、認め許すことで、「ありたい自分」で居続けるための行動をちゃんと選択できます。それが自分を磨くということ。何かを付け足すのではなく、磨いていけば本来の輝きをどんどん放つようになります。私と出会って本来の自分の輝きを知ってほしいと願い、そんな自分磨きをする場として「磨自サロン」やプライベートセッションなどを行っています。自分の可能性の扉を開く許可を出す、そのための全力サポートこそが私の人生のミッションです。
グレイスサロン入会の理由
代表の芳子さんとのご縁は、ふと気づけばもう10年以上前にさかのぼるはず…。お子さんが通われていた塾からのご案内で、私が担当した「親力」を引き出してよりよい親子関係を構築するコーチングセミナーに参加してくださいました。同学年ということで意気投合して、その後もありがたいことに私のことを気にかけてくださっていました。そんな芳子さんがグレイスサロンをリニューアルするということでお声がけくださり、入会を即決。仕事ばかりの人脈しかない私が、「もっと人生を豊かに、もっと人生を楽しむ、そんな許可を自分にあげてもいいよね…」と思っていたタイミングで、飛び込んできたチャンスでした。
グレイスサロンに入会して良かったこと
芳子さんのお人柄から生まれる多くの人脈がゆえに、“ポン”と差し出してもらえる貴重な学びの機会が本当に魅力的です。これまでの自分の価値観の枠内で生きていたら絶対に出会えないような人、非日常の体験、知る人ぞ知る情報。どれもこれもが、より一層豊かな人生へと変容していく、バージョンアップの場になっていることを実感しています。向上心に溢れ、興味関心からの抜群の行動力を発揮されるメンバーの皆さんとの時間が、無邪気さをどんどん引き出していただけるとっても刺激的なものになっています。